防具について

 先日武器に関してあーだこーだ勝手な持論を展開したので今回は防具。

 防具はつまり身を守るためのアイテムで、CardWirth上での表現としては、「所有するだけで防御能力にボーナスを得られるアイテム」と言える。
 Askシナリオでは、具体的に防具という形では「カナンの鎧」が登場する。それ以外にも、性能面で実質的に防具として機能するものは、「聖印」、「魔法の護符」がある。
 これらの防具は、確かに防御性能はあるものの、「カナンの鎧」以外は効果自体はさほど大きくはない。「魔法の護符」は使用したターン、抵抗力を大幅に上げる作用があるが、アクションカード「防御」を食う性能とは言えないし、「聖印」と共に、所有時の効果自体はそれほど大きいわけではない。
 一方、「カナンの鎧」は、防御+5、抵抗+5と、持っているだけで常に防御をしていると言えるほどの性能を持つ反面、回避-2というペナルティも持つ。ボーナスが大きいのでこのペナルティはさすがに霞むが、それでもカナンの魔剣と比べると多少は配慮されている。それでもやっぱり強すぎてバランスが怪しい次元ではあるが。

 前述のうち、魔法の護符や聖印は所有しているときのボーナスは低いが、ペナルティは特に無く、また使用時になんらかの効果を持つ。
 対してカナンの鎧は、所有しているときのボーナスは大きいが、ペナルティはあるし、使用時の効果は一切持たない。
 一般的なイメージの防具は後者、つまり鎧の類であることが多いだろう。

 もちろん、CardWirthはアイテム効果が表現できる範囲ではいかなるアイテムも作り出すことができるが、防具は果たして簡単に作っていいものなのだろうか。
 そもそも、CardWirthにおける冒険者は何でも屋とも言える職業で(前回言ったこととほぼ同じなので中略)冒険者は、物の程度こそあれど何かしらの防具を装備しているものと思われる。
 防具としてアイテムカードを持たせるということは、既存の鎧の上に更に鎧を着せるようなものだ。
 護符の類ならともかく、鎧を何枚も着込むのはどうにも怪しい光景ではある(チェインメイルの上にプレートメイルとかそういう形ならアリではあるが)。もっと下手をすれば、盾の上に盾とか、兜の上に兜とか、最早常識を疑う(尤も極端すぎてそういうイメージすら普通は沸かないだろうが)。

 ここまで書いてなんだが、実は個人的には武器よりは幾分かアリかな、とは思う。武器はまず間違いなく必須であるのに対し、防具はもしかすると着けてないかもしれないという可能性はあるからだ。
 というかぶっちゃけると(武器も含めて)その辺は個人の脳内補完に任せる方針ではないかと思う。ゲーム的に考えて。
 丸腰で刺されたり斬られたりどつかれたりして負傷するだけの人間というのも例によってシュールではあるが。

 まあ、作るなら武器同様ほどほどの性能にということで。
 カナンの魔剣やカナンの鎧は、あのカナンの物だからあの性能なのであって、その辺で売ってるような防具があれの性能を越えてはいけないだろう。
 それじゃ伝説の武具ならそれを越えていいのかって聞かれると困るが。

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