黒岩涙香の作品の現代語訳を収蔵します。巌窟王、鉄仮面、白髪鬼、野の花

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トシのベランダ図書室         a:3960 t:2 y:1    

チュウリップ

この図書室は黒岩涙香の作品の口語訳を収蔵して行きます。

鉄仮面、白髪鬼は既に口語訳済んで「トシのベランダ晴耕雨読」の方に掲載しています。

2010年12月から「巌窟王」を連載して行きます。

黒岩涙香の「野の花」は日本の図書館では、全編完全に本の形で読めるのは、ここだけです。

2010年9月 2日 「野の花」 訳 完了 全巻 up  

「野の花」は「トシのベランダ晴耕雨読」の方とお好きな方でお読み下さい。 [heart] "メニューのトシのベランダ晴耕雨読野の花からどうぞ。 "


黒岩涙香

時代と背景

1.時代(インターネットサイトSensrより)

 ・黒岩涙香は文久2年9月29日(1862.11.20)に高知県安
  芸市に生まれ、大正9年10月6日(1920)没した。

 ・明治15年(1882)に創刊された「絵入新聞」に入社
  し語学力を生かして記者として活躍したが、後に翻訳小説
  に取り組むようになる。

 ・明治25年(1892)タブロイド版日刊紙「万朝報」(よろず
  ちょうほう)を創刊し、一時は東京一の発行部数を誇り、
  最大発行部数は三十万部となった。

 ・100以上の翻訳小説を書いたが鉄仮面や白髪鬼、野の
  花などは「萬朝報」に連載し人気を博した。

2.背景

 ・江戸時代が終わって25年にして新聞で「鉄仮面」や
  「白髪鬼」を楽しむ人々がいる。これは、明治になって
  の教育の成果が現れた結果とは考えにくい。既に、新聞
  小説を楽しむ素養のある人々が存在していたのだ。

 ・江戸時代というと、水戸黄門や暴れん坊将軍を思い出す
  が、実際は安藤広重の浮世絵や十返舎一九の滑稽本や、
  歌舞伎などを楽しむ精神構造が有ったことが今更のよう
  に分かる。

 ・明治というと昭和とか平成と地続きで、大して変わらな
  い感じがするが、江戸時代と言うと、何か違った世界の
  ように感じる。

 ・黒岩涙香は最近の人と思っていたが、生まれは文久2年
  という江戸時代の人だと言うことが分かり、実際驚いた。

 ・この黒岩涙香が書く小説を毎日楽しみに待っている人が
  江戸時代が終わって、25年しか経っていない時に30
  万人以上いる。
  今、朝のテレビでゲゲゲの女房を見ようと楽しみにして
  いるのと精神構造上は同じだと思われる。

 ・江戸時代が終わって、パッと新聞小説を楽しむ層が出現し
  たとは考えられない。江戸時代の人々の日常の意識は現代
  の人と大して変わってはいないと言うことが分かる。

 ・黒岩涙香の新聞「万朝報」を購読した人がどんな層の人か
  は分からないが、武士階級だった人だけとは考えられな
  い。
  当時、廃藩置県などで武士は職を失った人が多く、家計が
  苦しくて新聞購読など思いもよらなかっただろうと思われ
  るので、町人階層の人が多かったのではないか。

 ・武士階級で無くても、黒岩涙香の小説を楽しめる人が大勢
  存在したと言うことは、江戸時代の寺子屋教育の質が高か
  ったと言うことだと思う。現在の小学校から高等学校以上
  の水準にあったのは確かだと思われる。
 

3.黒岩涙香を口語訳する理由

 ・娯楽が少なかったせいもあると思われるが、「万朝報」が
  購読された理由は、涙香の小説が面白かったからだと考え
  られる。
 ・私も子供を持つまでは黒岩涙香の名前はどこかで聞いたこ
  とが有るくらいにしか知らなかった。増して、その作品な
  ど読んだことがなかった。
 ・子供が小学生の頃、どこで知ったのか「鉄仮面」が読みた
  いと言ったことがあった。「鉄仮面」という言葉は知って
  いたが、その小説内容は知らなかった。
 ・調べてみたら、黒岩涙香が書いていることが分かった。図
  書館で借りてみたら、難しい漢字が多い上、文体も文語調
  で子供には無理だし、大人でも面倒くさくて、読む気がし
  なくなるようなものだった。
 ・話の内容は文体と違って、非常に面白いものだった。そこ
  で、このまま放置して、読まれないのは、勿体ないと思
  い、拙い訳ながら、涙香の雰囲気を壊さないように、小学
  生でも読める程度に訳してみようと思い立ち、訳し始めた。
 ・他の作品も面白いのに、何処の図書館にも無く、古本とし
  売られているものは万単位て買えないし、買っても矢張り
  読みにくかったりしたので、下手な訳で申し訳ないと思い
  ながら、埋もれさせるよりは良いだろうと思い、現代語に
  直すことにした。

 ・黒岩涙香の作品をいろいろ調べているうちに、「巌窟王」
  「ああ無情」と言った著書名は、黒岩涙香の造語だと言う
  ことが分かり、黒岩涙香って、これらの小説を、初めて完
  訳し日本に紹介した人だったのかと、今更知って驚いたと
  ころだ。
 ・この訳が物足りない方は国会図書館で原本をお読み下さ
  い。ただし、国会図書館の本も切り取られていたり、破れ
  ていたりで、抜けているところが有るものが多い。

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